2025/07/23 2025/07/23
子供がサッカーを嫌いにならないために大人ができること

「うちの子、最近サッカーが楽しくなさそうで…」
保護者の方からそういった声を聞くことがあります。
一見、サッカーが合わなかったのかな?と感じるかもしれません。
でも、実はサッカーが嫌いになったのではなく、“サッカーを取り巻く環境”に疲れてしまっただけ、ということも少なくありません。
子どもは本来、走って、ボールを蹴って、笑って。それだけで楽しいんです。
それを曇らせてしまうのは、時に大人の「もっと頑張れ」「なんでできないの?」という“無意識のプレッシャー”かもしれません。
もちろん、うまくなるためには努力やチャレンジが必要です。
でも、子どもが最初に持っているエンジンは「うまくなりたい」ではなく、「楽しいからやる」です。
サッカーに限らず、どんな競技でも同じですが、成長する子どもほど「自分から夢中になってやっている」という共通点があります。
大人がやるべきことは、その芽を摘まず、むしろ伸ばしていくサポートです。
たとえば、
・ミスしても叱らず「ナイスチャレンジ!」と声をかける
・他の子と比較せず「昨日の自分」と比べて褒めてあげる
・試合のあとに「今日どうだった?」と“答えを与えない対話”をする
こういった小さな関わり方の積み重ねが、子どもにとっての「サッカーって楽しい!」につながっていきます。
うまくなってから楽しくなるのではなく、楽しいからうまくなるんです。
私たちAB FAサッカースクールでも、子どもたちが“夢中になれる環境”をつくることを一番大切にしています。
サッカーが「好きな時間」になることで、きっと長く続けたくなるし、自然とうまくなっていきます。
スクールでの体験や練習を通して、サッカーを好きになり、自信をつけてくれる子どもたちが増えることを願っています。
その第一歩として、私たち大人の関わり方を、今一度見直してみませんか?